Thursday, March 19, 2009

2001年のドットコムバブルの 崩壊以降、ウェブの使い方が変化してきたとする。すなわち、情報の送り手と受け手が固定され、送り手から受け手への一方的な流れであった従来の状態が、送 り手と受け手が流動化し、誰でもがウェブを通して情報を発信できるように変化したということである。この変化を象徴する語として、変化後の状態を「Web 2.0」、それに対応する形で従来の状態を「Web 1.0」と呼んだ。

Web 2.0においては、情報そのもの、あるいは中核にある技術よりも、周辺の利用者へのサービスが重視される。そして、利用者が増えれば増えるほど、提供され る情報の量が増え、サービスの質が高まる傾向にあるとされる。Web 2.0の代表的なサービスとして、ロボット型の検索エンジンSNSウィキによる文書作成システムなどが挙げられる。

具体的な技術を明確に指し示す用語ではなくマーケティング・ネットサービス業界で一人歩きして語られるため、「バズワード」とくくられる。それゆえ単なる宣伝文句として使用されることが多く、耳にする機会は多くとも、その実態の理解は浸透しなかった。2009年時点では死語となりつつある。

梅田望夫によると、Web 2.0という用語そのものは2005年頃から用いられてきたが、2002~2003年にかけてのAmazon.comの検索API (Application Programming Interface) 公開が、その端緒であるとしている[6]

1 comment:

  1. Bozo, Can you try and get serious and write a post about Web 2.0 that all of us can understand?

    ReplyDelete